里山エナジーが目指す事業開発

里山エネルギーでは、再生可能エネルギーの中でも、特に農村にチャンスが眠っているバイオマスを中心とする地域エネルギー事業開発を行って参ります。以下、主な事業内容について簡単にご紹介いたします。

1) バイオガス事業

畜産や酪農から出る家畜の排せつ物、生ごみ、刈草等を原料としてメタン発酵させ、発生したバイオガスで発電・熱利用を行うシステムです。バイオガス先進国のドイツでは現在8,000機以上が導入されており、農家や住民が協力して原料を収集し、熱を上手く利用する仕組みを作ることで、燃料費を節約し、農業経営の安定化に成功している事例が数多くあります。日本ではこれまで、自治体による大規模なバイオガス事業が大半を占めていましたが、里山エナジーでは、色々なことを自ら行える百姓の強みを生かし、農家あるいは農村単位で採算が取れるバイオガス事業を皆さんと一緒に実現して参ります。

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2) 木質バイオマス事業

薪や炭などの木質燃料は、昔から農村で使われてきたエネルギーです。この昔ながらのエネルギーを、小型で高効率なボイラーや発電機で利用することで、農家や農村単位で採算が取れるエネルギー事業化が可能になります。木質バイオマスを上手に利用することは、森林が持つ防災や生物多様性保全等の機能を高めることにもつながります。しかし実現するためには、低質間伐材や林地残材等を低コストで集め、乾燥・加工する工夫が必要です。発電機やボイラー技術も日進月歩ですから、世界中から最適な技術を選りすぐり、リスクを抑えて導入・運用するノウハウが不可欠です。里山エナジーでは、農村に眠っている木質資源を、地域ぐるみで集め、無駄なく利用できる仕組みを実現して参ります。

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3) 農村の住宅や施設の省エネ・再エネ改修事業

せっかく地域で再生可能エネルギーを導入しても、建物自体のエネルギー利用効率が低いままでは、地域全体としてのエネルギー収支は改善できません。またバックアップ電源や熱源に頼る割合が高いと、重油や灯油等の燃料費や電気代、CO2の削減効果が薄れてしまいます。里山エナジーでは、地域の再生可能エネルギー事業と併せて、農山村の既存住宅や農業施設、公共施設等の省エネ・再エネ改修事業を実現して参ります。

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事業開発の流れ

1) 実現可能性調査

事業開発の準備段階では、国や自治体の支援事業を活用し実現可能性調査(FS)を実施いたします。皆様の地域や構想に合った仕組みをご提案するところから、補助金申請、調査実施、関係機関との調整等、あらゆる面でご支援いたしますので、ご興味がある方は、どうぞお気軽にお問合せ下さい

2) 事業計画策定

実現可能性調査により事業性が見込める場合、具体的な事業計画を策定いたします。FS調査の中で事業計画まで策定する場合もありますが、別途国や自治体の支援事業を活用して詳細計画を策定する場合もあります。また事業主体様が自主的に策定される場合は、専門的知見をもってサポートさせて頂き、事業性の高い計画策定をご支援することも可能です。FS調査は実施したけど、具体的な計画策定に至っていない、あるいは他地域の事例を参考に今すぐ事業計画を策定したいなど、ご要望に応じてご支援いたしますので、どうぞお気軽にお問合せ下さい

3) 設備導入

再生可能エネルギー・省エネルギー技術は日進月歩で進化を続けています。例えば、太陽光発電システムを導入する場合でも、選ぶメーカーにより耐久性や発電効率、保守・保障サービスは異なります。小型の技術革新が急速に進んでいるバイオマス発電技術等は特に注意が必要です。里山エナジーは、長年のエンジニアリング経験から、初期コストと長期的な経済性のバランスが最も良くなるよう詳細の事業性検討を行った上で、技術・メーカー選定を行います。海外から設備を輸入する場合は、海外メーカーとの交渉、保守・メンテナンス契約、輸入手続き等も里山エナジーが責任をもって行います。詳しくはお問合せ下さい

4)設備運用

せっかく優れた設備を導入しても、細かな故障や保守・メンテナンス契約が負担となり、長期的に事業性を損ねる可能性があります。里山エナジーでは、導入後の運用(運転、保守、メンテナンス等)まで責任をもって計画・実施することで、省エネや発電・熱供給事業の事業性を長期的に確保できるようご支援をいたします。自社で運用される場合、里山エナジーに運用を委託される場合、いずれのケースでも対応可能です。詳しくはお問合せ下さい

5) ファイナンス

a) 資金計画

近年、農業関係施設の省エネルギーや再生可能エネルギー導入には、国や自治体等から様々な補助金が提供されています。しっかりした事業計画があれば地域金融機関等から一部融資を受けることも可能です。里山エナジーでは、長期的な省エネ・再エネ設備の運用による収支シミュレーションに基づき、農業者にとって実現可能な資金計画をご提案いたします。FS調査を行う場合は、事業計画と共に資金計画を策定することも可能です。詳しくはお問合せ下さい

b) 金融

農村地域の省エネルギー・再生可能エネルギー事業は、地域金融機関にとっても新たな融資先として、地域創生の一翼を担う事業として注目されています。しかし農業者にとっても、地域金融機関にとっても経験が浅い領域であることから、具体的な事業化や融資が進んでいないのが現状です。里山エナジーは、各地の金融機関と連携して地域の事業開発を進めて参ります。また事業によって、一部自己資金を準備する必要がある場合には、市民出資等を活用し、広く全国の支援者から出資を集める方法があります。里山エナジーは、様々な金融手法を活用して、農業者による事業化を実現に結びつけるお手伝いをいたします。詳しくはお問合せ下さい

6) 人材育成

a) セミナー・研修

農村地域における、省エネ・再エネに関する意識向上や具体的な事業計画を立てるためのスキルアップを目的とするセミナー、研修を実施いたします。

b) 教材開発

農村地域における、省エネ・再エネに関する教育コンテンツの開発を行います。詳しくはお問合せ下さい

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